MPEG-2システム特許ポートフォリオ・ライセンスとは、セットトップボックス、デジタルカメラおよび移動体放送受信機などの製品に使用される符号化規格であるMPEG-2システム規格に必須な特許を提供する特許ライセンスです(但し、MPEG-2特許ポートフォリオ・ライセンスのライセンスの対象となるMPEG-2ビデオデコーダーまたはエンコーダーを含む製品は本ライセンスの対象から除外します)。
MPEG-2システム規格は、多重化されるプログラムコンポーネントをいかにフォーマットし、それらをいかにして単一のプログラムストリームまたはトランスポートストリームにまとめるかを規定しています。
ワンセグ放送を受信可能な機器はMPEG-2システム特許ポートフォリオ・ライセンスが対象とするMPEG-2システム規格とARIB必須特許ライセンスが対象とするARIB規格の両方を使用します。
従いましてワンセグ放送を受信可能な機器を製造する当事者は両方の規格の必須特許のライセンスが必要ですので、両方のライセンスを受ける必要がございます。MPEG-2システム特許ポートフォリオ・ライセンスにおきましては製造または販売時点でMPEG-2システム特許が有効な国において製造または販売された製品に対して実施料の支払いが必要です。MPEG-2システム特許は現在マレーシアのみにおいて有効です。
MPEG-2システム特許ポートフォリオ・ライセンスにつきましては、VIA Licensing Alliance のウェブサイト
(https://www.via-la.com/)をご覧ください。
MPEG-2システム特許ポートフォリオ・ライセンスは、ワンセグ放送を受信可能な機器およびその他MPEG-2システム規格に準拠して動作する装置を含む製品(セットトップボックス、デジタルカメラなど。詳細は、MPEG-2システム特許ポートフォリオ・ライセンス契約1.9項をご覧ください)を対象としています。但し、MPEG-2特許ポートフォリオ・ライセンスの対象となるMPEG-2ビデオデコーダーまたはエンコーダーを含む製品は本ライセンスの対象から除外します。
はい。MPEG-2システム特許ポートフォリオ・ライセンスに基づくライセンスを受ける必要があります。ワンセグ放送を受信可能な機器はMPEG-2システム特許ポートフォリオ・ライセンスが対象とするMPEG-2システム規格を使用しますが、ARIB必須特許ライセンスだけでは十分ではありません。
本件に関するご質問は、VIA Licensing Alliance までお問い合わせください。